Grüß Gott!!
それぞれの季節にあったデザートを楽しく作りましょう。
講習の後には、ウィーン風ヤウゼ(ティータイム)をご一緒に!
講師:高山厚子先生
ウィーン文化を代表するウィーン菓子を身近に学べる貴重な教室です。
季節に合ったウィーン菓子やマジパン細工をデモンストレーションを中心に少人数で楽しく体験していただきます。ぜひご参加下さい。
場 所:講師宅(東京都目黒区)
定 員:1回5名様まで(女性のみとさせていただきます)
参加費:会員¥3,800 一般¥4,000
持ち物:エプロン、ハンドタオル、筆記用具、持ち帰り容器
講師:高山厚子先生 Atsuko Takayama
東京都出身。フェリス女学院大学音楽科ピアノ科卒業。ウィーン・コンセルヴァトワールに留学し、シュタートラー教授にピアノを師事する。ウィーンガストロノーミッシュ・インスティテュートにおいて、ヴォルフガング・カルプヘン氏にウィーン菓子を、スイス・バーゼルにおいてカール・シルマン氏にマジパン細工を師事する。その他デュッセルドルフ・コンディトライ、カフェ・マウスハーゲン、カンデルン、カフェ・ラコステにおいて研鑽を積む。
*必ずご予約ください!→日墺文化協会
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いろいろなウィーン菓子
撮影:中島劭一郎ようやく暑さも一段落。ウィーン菓子のおいしい季節になりました
今年のウィーンは夏の陽射しが恋しいほどで、日本の私達からすると羨ましい限りの涼しさだった
ようです。さて秋のケーキと言いますと、アプフェルシュトゥルーデルを一番に思い出される方も
多いと思います。「リンゴが赤くなると医者が青くなる」と言う愉快な諺があるくらい、りんごは
ウィーンっ子の大好物!カフェの入り口に立てかけてある看板の「自家製アプフェルシュトゥルー
デル」の文字に惹かれて入っていくお客も少なくありません。薄くのばしたシュトゥルーデル生地
に、りんごをたっぷりのせてクルクルと巻く時の緊張感! 何回作っても達成感がたまらないひと
品です。さてこのシュトゥルーデル、発祥の地はひょんなことからウィーンに「カフェ」を定着さ
せたあのトルコ。かの地では「ムバラク」と言い、これが上手に出来る女性は良いお嫁さんになれ
ると言う言い伝えがあるそうです。とにかく生地を薄ーくのばすため、私もウィーンの製菓学校時
代には、先生の「ツィーエン、ツィーエン(引っ張って)」のかけ声に合わせて破らないように作
った楽しい思い出があります。
前置きが長くなりましたが、10月は出来たてのアプフェルシュトゥルーデルに生クリームを添え
ていただきます。
皆様にも生地を作って頂きますので、是非この機会にマスターなさってはいかがでしょうか。